日立製作所は3月20日、リムーバブルHDD「iVDR-S」を搭載した初の薄型テレビ“Wooo”「01シリーズ」を発表した。液晶・プラズマ合わせて8機種を揃え ..
このうち5機種にiVDR-Sスロットを搭載。「新しいWoooは テレビの視聴スタイルを変えるもの。着脱可能なiVDR-Sを用いることで 容量を気にせずハイビジョン映像を録画できる」とした。 【画像】 iVDRは(Information Versatile Disk for Removable usage)は 日立や三洋電機 シャープなどが中心になって規格化した大容量リムーバブルメディアだ。既にアイ・オー・データ機器からはPC用外付けドライブが販売されているが 民生機での採用は今回が初めて。デジタル放送の録画を可能にする著作権保護技術「SAFIA」がD-paおよびBPAの認可を受け 製品化が可能になった。 同社は 液晶テレビ側面に設けたiVDRスロットに「iV(アイヴィ)ポケット」の愛称をつけて訴求する構え。ラインアップは フルハイビジョンの「XR01」シリーズ ミッドレンジの「HR01」シリーズ エントリーモデル「H01」シリーズの3シリーズ計8機種で このうちXR01/HR01の計5機種に2.5インチiVDR-S対応の「iVポケット」を搭載した。また 同じくiVDR-S規格対応の250GバイトHDDを内蔵する。 【スペック 価格表】 ●ポケットを増やせばいい
日立製作所ユビキタスプラットフォームグループ・マーケティング本部の吉野正則氏は 同社製薄型テレビの全出荷台数に対してHDD内蔵タイプの比率が70%(2007年見込み)に達する見通しを明らかにした上で 電通リサーチによるユーザー調査を引用しながら「HDDに録画しても DVDやBlu-rayメディアに残す人は少ない」と指摘した。「録画番組を消すタイミングは『1回見た後』が50% 『HDD容量が一杯になったら』が28%。HDDが一杯になると 家族に消されてしまうこともある。それなら HDDを増やせるようにすればいい」(吉野氏)。 HDDをリムーバブルにすれば 家族それぞれが“マイディスク”を持ち 内蔵HDDから番組を移動できる。1人で使用する場合も 番組をジャンルごとに分けて記録するなど用途は広いという。もちろん iVDR-Sメディアに対してもリモコン操作で番組の直接録画が行えるほか iVDR-Sと内蔵HDDの間で相互にムーブやダビング(アナログ放送番組の場合)が可能だ。不要チャプターを除いてムーブすれば録画番組の簡易編集が行える。 追加用のiVDR-Sメディアに関しては 日立マクセルが80Gバイトの「M-VDRS80G.TV」と160Gバイトの「M-VDRS160G.TV」を同時に発表した。いずれも転送速度は最大540Mbpsで TSモードの番組は6倍速 TSEモード(XCodeHDによるトランスレート録画モード)は9倍速相当でムーブ可能だ。 XRシリーズは 1920×1080ピクセルの50V型「フル HD ALISパネル」を搭載したプラズマテレビと 同じく新開発の37V型「フルHD IPS αパネル」搭載液晶テレビの2本立て。プラズマパネルは 2006年に稼働したばかりの新工場「三番館」による高輝度パネルで 輝度は1100カンデラ コントラスト比は1万:1を誇る。一方の液晶パネルは ワイドアングル&ハイコントラストが特徴のIPS αに120Hz駆動の「倍速スーパーインパルス」を組み合わせ 動画解像度を引き上げた。 また 独自の動き補完アルゴリズムにより毎秒24コマの映画素材を毎秒60コマに変換する「なめらかシネマ」 および外光の反射を低減する「ファインブラックフィルター」を新たに搭載した。 「映画のフィルムは毎秒24コマ 対してテレビは60コマ進む。従来の2-3プルダウン方式では 24コマを60コマに直すときに同じ画を繰り返すため 動きがカタカタして不自然だった」(吉野氏)。 なめらかシネマは 前後のフレームやオブジェクトの移動速度を計算して中間フレームを作成するベクトル補完技術だ。「SD画質では同様の技術も多いが ハイビジョンで実現したのは初」(同社)。スムーズな動きは とくに物体がゆっくりと移動するシーンで効果がわかるという。 一方のファインブラックフィルターは 上下方向の外光をカットし 水平方向の光りを明るく透過させる特殊フィルムだ。これをガラスフィルターとプラズマパネルの間に挟み込むことで 天井の蛍光灯などの反射を抑制しつつ 画面を明るく見せる。「明るい蛍光灯の下では 暗いシーンでも画面が白くなってしまう。ファインブラックフィルターで画面の黒を引き締める」(吉野氏)。 このほか トランスレート専用LSIにより ハイビジョン解像度のまま通常の2倍の時間録画できる「XCodeHD」や 同社お得意のリモートスイーベル機能などを従来機から継承している。またXR01シリーズとHR01シリーズの上位5機種にはHDMI端子を3系統搭載した(H01シリーズは2系統)。 日立 50V/60V型のプラズマ“Wooo”――初のフルハイビジョン対応機も 日立“Wooo”に採用──HD対応エンコードチップ「XCode 2100」シリーズで“2倍”記録できる理由 “録れるテレビ”が進化――新プラズマ/液晶「Wooo」 日立 世界最高輝度PDPなど新プラズマ/液晶「Wooo」 http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/
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